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海外で生活をしていると世界平和を否応無く意識します。
今、こうしてシドニーで暮らすことができるのは、第一に平和だから。
もし、オーストラリアと日本が戦争状態なら、それこそ、財産を没収されて、収容所に入れられてしまうかも知れません。
そこまでいかなくても、対日感情が悪化すれば、それは日々の生活の危険が、即、高まるということになります。
日本人への差別意識が高ければ、気持ちよく暮らすことなど出来ません。
さて一方で、より多くの日本の人に来て欲しいな、という気持ちも有ります。
日々の生活をする中で、日本人の数が増えるということは、それだけシドニーの日本人村の人口が増えるという事。
バブル崩壊後、日本の駐在員の数は激減し、少し寂しくなっています。
なぜ、日本人の増加を願うかと言えば、そこには、とても単純な理由が有ります。
日本人の人口が増えれば、日本食スーパーの品揃えが増える。今まで食べられなかった食材が手に入る。日本でしか買えない電化製品も手に入る。
―たとえば、ウオッシュレット。
人間って、贅沢なもので、これが無い生活って、結構、辛いものがある。
ところが、これはここでは手に入らない。時々、思い出したように売る人もいるけど、すっごく高い。
ちなみに、我が家のウオッシュレットは、日本から僕がスーツケースに無理やり詰め込んで運んできた物。
こんなことで、日本人村に有る程度、人口を確保するのは、快適な生活を続ける上で、結構、意味があるのです。(実際、永住している日本人は何千人もいるかいないか。固まって住んでいるわけではありませんが、小さな村のように感じる事もあるのです)
とはいえ、ただ日本人が増加して、トラブルを起こされたとしたら/巻き込まれたとしたら、それはむろん、誰にとっても不幸な事。
本人が決してトラブルを望まなくても、知らない事・情報の不足は、それだけで無用なトラブルの原因になりうるのです。
また、もう少し、大きな視野で眺めれば、平和が相互理解で生まれることを思えば、人類がよりミックスしていくこと、そして、その土地土地の文化、伝統なりを理解していく事が、世界の大きな安定要因につながることも期待できるでしょう。
ということで、世界平和を祈りつつ、オーストラリアで生活することに関しての、様々な情報を発信していきたいと思っています。
世界平和への参考リンク
愛と癒しの絵本で和を地球へ;世界を平和に。
@エントリーの日付については気にしないで下さい。1990年にしたのは、この記事をトップにするためです。
@スパムが多く、コメント・トラックバックは現在、受付を停止中です。ご了承ください。
会社を設立する前に頭にいれておきたいビジネス形態についてご説明しますね。
オーストラリアでビジネス形態として一般的なのは、以下の3つが有ります。
まずは、個人経営(sole proprietorship)について
オーストラリアの多くのビジネスが、この形態を取っています。これは、つまり自分個人でビジネスしてるってこと。
僕の印象では、オーストラリア人の多くが、比較的、独立心がより豊富かも知れません。
税務で言えば、個人経営は税金目的のための法人(法的実在)としては扱われません。つまり、個人経営で発生した利益はオーナーの物であり、オーナーの収入の1部分として他の所得と合わせて、税金を課せられることとなります。
以下、有利な点、不利な点をご説明しましょう。
個人経営が有利な点
1) オーナーがビジネス全てをコントロールすることができるので会社で起こりえるオーナー間の意見の不一致がない。ま、個人で経営したら、意見の不一致が無いのは、当たり前ですね。(^^)
2) 個人経営は簡単に始められる。また辞める事もカンタン。
始めるときは、オーナーは自分でビジネスに投資し、補足分のために自分で金を借りれば良い。辞めるときには、単純に資産を売り、借入金を支払いさえすればいい。
要するに個人でビジネスすりゃ、あれこれ面倒くさくないっていうことですね。(^^)
不利な点
1) 個人経営は法人(法的実在)ではないので、オーナーはビジネスで生じた借金、負債に対する責任に制限がない。つまり、ビジネスの全ての義務はオーナー個人の義務となる。だから、もしビジネスから生じた負債が支払えなければ、金を貸した人は、オーナーの個人資産まで追求する事も可能。
2) ビジネス規模はオーナーの資産そして借入金の額によって制限されてしまう。だから一般的にいえば、個人に対して多額の金を貸したがらないので、ビジネス拡大の為の資金調達が難しい。
3) 個人経営の所有権は、新しいオーナーにそのビジネスを売ることでしか譲渡できない。
閑話休題
さて、上記で「ビジネスで生じた借金、負債に対する責任に制限がない、とあることに、注目してください。
ビジネスで生じた負債―これは何も借金だけに限らないのです。
あなたが行ったビジネスの結果、誰かが損害を受けた場合、損害賠償の請求を受けることもある。
そんなことから、思いがけなく発生した負債も、含むのです。
訴訟社会では、これって、かなりのリスク。
自分では良心的な商売をしているつもりでも、難癖をつけられることはいくらでもありえます。
例えば、日本食レストランを経営していても、お客が割れたお皿で怪我するかも。お腹を壊すかも。鉄板焼きの火で焼けどするかも。
実際に、鉄板焼きの火で焼けどをした、ということで、巨額の賠償金を訴えられた日本食レストランが存在します。
ということで、業態によっては、このリスク、思いもよらない負債を負うリスクは決して低くはないのです。
次に株式会社(company limited by shares)のタイプをもう少し詳しく見てみよう。
オーストラリアの会社法は、会社をその規模により、二つに分類している。public companyとproprietary companyだ。(日本語に訳すと、公開企業、非公開企業とでもなるのだろうか。むしろ、株式会社・有限会社として訳した方が、日本語のイメージには近いのだが、ここでご説明するpublic companyもproprietary companyも、company limited by shares=(言わば)株式会社なので、混乱してしまう。訳語はほぼ造語となってしまうことをご了解いただきたい)
非公開企業(proprietary company)は、50人以上の株主を持ってはいけないし、また、投資家に対して株や債務証書の発行はできないのに対して、公開企業(public company)は、それらが許される。
非公開企業(proprietary company)は、スモールからミディアムサイズのビジネスに適しているといえよう。一方で、公開企業(public company)は多くの投資家の参加が求められるビッグビジネスに適しているといえる。
非公開企業もまた2つに分類される。大規模非公開企業(Large proprietary company)と小規模非公開企業(Small proprietary company)である。では、Large proprietary companyとSmall proprietary companyはどのように区分けされるのであろうか?
以下に記した3つの条件のうち2つを会計年度に満たしたならばSmall proprietary companyとしてみなされる。
1. 会計年度時、連結純収益が$10million以下
2. 会計年度の終わりの時に、連結純資産の価値が$5million以下
3. 会計年度の終わりの時に、従業員が50人に満たない場合
それでは、公開企業(public company)と非公開企業(proprietary company)の違いは何か? 箇条書きしてみた。
以上、頭の中が混乱された方のために、ビジネス形態の分類を、大雑把にまとめてみよう。
●ビジネス形態